▲マルプーちゃんです!
マルプーってどんな犬?
マルプーは、マルチーズとトイプードルのミックス犬です。
マルプーはとても人気のあるミックス犬で、常にミックス犬の人気ランキング上位に位置しています。
そこで今回は、マルチーズとトイプードルの良いとこ取りともいえるマルプーの成犬の大きさ・体重、値段などについて画像と一緒にご紹介します!
記事の最後にはマルプーの可愛い動画もあるよ!
マルプーの値段(価格)の相場は?
マルプーの平均価格:15万円ほど
マルプーの値段の平均は15万円前後ですが、最近ではその人気から20万~30万円ほどの値がついている子もいます。
またマルプーに限らずミックス犬は、異なる犬種を掛け合わせているため大きさ・顔立ち・毛色などが大きく変わってくるので、子犬の値段も純血犬種より幅広くなる傾向があります。
また値段が上がる傾向として、以下の点に当てはまるほどマルプーの値段は高くなり、以下の点から外れるほど値段が安くなる傾向があります。
- 目が大きくバランスが良い
- マズルが短め(マルチーズ寄り)
- 顔立ちが可愛い
- 被毛が巻き毛(トイプードル寄り)
- 毛色がアプリコット・レッド系
- 身体が小さめ
- 健康状態が良い
- 生後日数があまり経過していない
- 性格がしつけやすく飼いやすい
逆に言えば、これらの点のどれかを妥協することで、値段の安いマルプーを購入しやすくなります。
マルプーの販売している場所は?購入・入手方法
・ペットショップ
・ブリーダー
・里親募集サイト
最近では、多くのペットショップでもマルプーを見かけるようになりましたし、テレビ番組やネットでもマルプーの姿をよく目にするようになってきました。
それだけ人気が高まっているマルプーなので、ペットショップだけでなくブリーダーや里親募集サイトなどで比較的簡単に見つけることが出来ます。
しかし、マルプーのような人気の高い犬は、儲け主義の悪質な繁殖業者(パピーミル)によって無理な繁殖をさせられる可能性が高く、そのようにして生まれた子の中には遺伝疾患を発症しやすい子もいます。
マルプーが手に入りやすい時代になったからこそ、信頼できるところからマルプーを購入するようにしましょう。
次に、マルプーを販売しているブリーダーや、マルプーが掲載されている里親募集サイトをご紹介します。
マルプーは人気犬種とはいえトイプードルやマルチーズなどの純血犬種と比べると数は少ないため、こまめにサイトをチェックしておくことをおすすめします。
ブリーダー
地域 | マルプーを販売しているブリーダー |
全国 | みんなのブリーダー |
全国 | ブリーダーワン |
全国 | ブリーダーナビ |
東京都 | パピードリーム |
茨城県 | Puppy’sRing |
里親募集サイト
地域 | マルプーが掲載されている里親募集サイト |
全国 | ペットのおうち |
全国 | ジモティー |
マルプーの成犬の大きさと体重は?将来どのくらい大きくなる?
- 平均体重:2.3~5.4kg
- 平均体高:20.3~35.6cm
マルチーズとトイプードルのミックス犬であるマルプーは、その中間ほどの大きさ・体重におさまります。
ちなみに、プードルはスタンダードプードル、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルなど、色々な大きさがありますが、マルチーズの方は、大きさがほぼ決まっています。
[参考]
平均体高:マルチーズ:20~25cm、トイプードル:24~28cm
平均体重:マルチーズ:3~4kg、トイプードル:3~4kg
これから購入するマルプーが将来どのぐらい大きくなるのか知りたいのよね・・・・・
このような方は、次の点を参考にしてください。
- ブリーダーから購入するのであれば、親犬や祖父母犬の大きさを教えてもらうことでおおよその予想がつく
- トイプードルもマルチーズも生後半年まで急激に成長し、その後成長が緩やかになるので、生後半年を経過した子犬を購入するようにする
- マルプーに限らず犬は、足(脚ではなく)・肉球が大きい子ほど大きくなる傾向があるので、足や肉球の大きさを参考にする(これは筆者がかかりつけの獣医さんから教えてもらったことです)
マルプーを画像で比較!マルチーズとトイプードル、どっち寄り?
マルチーズ、トイプードル、マルプーの画像をご覧ください!
▼ マルチーズ
▼ トイプードル
▼ マルプー
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▼ マルチーズ寄り…?
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▼ トイプー寄り…?
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以上の画像のように、マルプーでも、マルチーズ寄り、プードル寄りなどいろいろなタイプのマルプーちゃんがいることがわかります。
次に、マルプーの体の特徴などをご紹介します。
マルプーの全体の印象
全体的な印象としては、トイプードル寄りの子が多いようです。
マルプーの顔の特徴(子犬から成犬の変化)
犬の顔を強く印象づけるものとして、マズル(鼻部分)の長さがあります。
子犬の時期
子犬の時期は、マルチーズもトイプードルも顔の作りがよく似ているので、どちらかに大きく片寄ることは少ないです。
成犬
トイプードルのマズルは、成長するにつれて徐々に長くなっていきます。
一方、マルチーズのマズルは成犬になっても短めです。
したがってマルプーが成犬になると、個体によってはトイプードルの特徴である長めのマズルが目立つようになってきます。
なので、マルプーの顔つきは子犬時代はどちらかに寄ることは少ないですが、成犬になるとトイプードルの特徴が強くでればマズルが長くなり、マルチーズの特徴が強く出ればマズルが短めになります。
マルプーの目の特徴
マルプーの両親犬は、どちらも大きくてクリッとした可愛い目をしていて、その子供であるマルプーもその特徴を受け継いでいます。
もちろん個体差がありますので、トイプードルのクリッとしたアーモンド型の目、マルチーズの大きな丸い目、その子によってどちらの特徴を受け継ぐのかはさまざまです。
マルプーの耳の特徴
トイプードルもマルチーズも垂れ耳なので、その子供であるマルプーも例外なく垂れ耳になります。
マルプーの体型
トイプードルの特徴を強く受け継いだ子なら、マズル、脚、首が長くなります。
マルチーズの特徴を強く受け継いだ子なら、マズル、脚、首は短くなります。
もちろん、トイプードルにもマズルなどが短い子もいますし、マルチーズにも長い子がいるので、どちらの特徴がマルプーに出やすいかはその子によってさまざまです。
マルプーのしっぽの特徴
マルプーのしっぽは、真っすぐだったりゆるくカーブを描いていたりとさまざまですが、巻き尾の子は数が少ないようです。
マルプーの毛質・毛並み(子犬から成犬の変化)
マルチーズのストレートとトイプードルのカーリーヘア、両方の特徴がミックスされたゆるやかなカーリーヘアの子が多いです。
ただどちらかというと、トイプードルの巻き毛が多く出ることが多いようです。
マルチーズもトイプードルもシングルコートなので、マルプーもシングルコートになります。
なかには、顔は巻き毛だけど耳は直毛など、体の部位によって被毛のタイプが違う子もいます。
ちなみにトイプードルの子犬時代は巻き毛は弱く、成長するにつれて巻き毛が強くなってきます。
一方、マルチーズの被毛は生涯通じて直毛です。
なので、マルプーの子犬時代はゆるやかな巻き毛か直毛寄りになることが多く、成犬になってもゆるやかな巻き毛になることが多いです。
マルプーの毛色(被毛の色)
【多い色】
最も多い色は、白、クリーム。
その他にも、アプリコット、褐色、グレー、シルバー、パーティーカラー(2色の組み合わせ)があります。
【珍しい色】
ブラック、青、カフェオレ、赤、シルバーベージュ
マルチーズの毛色は純白の子がほとんどです。(まれにベージュやレモンの子がいます)
トイプードルはホワイト、 ブラック、 シルバー、 レッド、 アプリコット、クリーム、パーティーカラーなど、実にさまざまな毛色の子がいます。
したがって、両親の子供であるマルプーはさまざまな毛色になる可能性がありますが、白とクリーム色が最も多いです。
成犬になると、違う毛の色に変化する子もいます。
また、毛色によって性格に違いがあるといわれています。
マルプーの性格・性質などの特徴
甘えん坊
人なつっこい
人の気持ちを敏感に察知できる
賢い
運動量はやや多め
▼ マルチーズとトイプードルは、このような性格をしているので参考にしてください。
[マルチーズの性格]
- 落ち着きがある
- 甘えん坊
- 気が強い
- 頑固
- 警戒心が強い
- 無駄吠え・警戒吠えが多い
[トイプードルの性格]
- 陽気、活発で遊び好き
- 甘えん坊
- 社交的で人なつっこい
- 忠実
- とても賢い
- 訓練能力が高い
マルチーズとトイプードルの性格に共通するのは、「甘えん坊」という点です。
また、賢いトイプードルの特徴を受け継いでいるのでとても利口です。
人なつっこい性格をしているので、子供たちとも仲良く暮らすことができます。
マルプーは人が大好きな分、長時間放置されると寂しい思いをする子が多いので、長時間のお留守番はなるべく避けてあげましょう。
また、マルプーは人の気持ちを敏感に察知できるため、セラピードッグとしても優秀だといわれています。
マルチーズのおっとりした性格、トイプードルの活発で遊び好きの性格、いわば正反対の性格をもつ両犬。
どちらの特徴を強く受け継ぐかはその子によって違いが出ると思いますが、そういった点もミックス犬ならではの楽しみといえますね。
マルプーのしつけのしやさ
マルプーは、マルチーズ特有の頑固さが出る場合がありますが、トイプードルの従順さや学習好きの性格を受け継いでいるため、マルチーズよりはしつけやすい犬種といえるでしょう。
実際「マルプーはしつけやすく飼いやすい」という意見が多いです。
ただマルプーは賢いだけに、飼い主の行動や考えていることを先読みすることもできてしまいます。
なので、悪知恵の働く子にならないように、しっかりとしたしつけを心がけましょう。
マルプーの無駄吠えはある?
無駄吠えは中程度
マルチーズは無駄吠えが多めで、トイプードルは比較的無駄吠えが少ない犬種ですので、マルプーの無駄吠えは中程度といったところです。
もちろん、両親のどちらの性格を強く受け継ぐかにもよっても変わってきます。
無駄吠えが癖になってしまわないように、子犬の頃からのしつけが大切になってきます。
マルプーの平均寿命
12~15年
マルプーの平均寿命は12~15年です。
ちなみに親犬であるマルチーズもトイプードルも、平均寿命は12~15年と同程度です。
マルプーの体臭はある?
体臭はほとんどない
「マルプーは体臭がほとんどない」という飼い主さんの意見が多いです。
これは、親犬であるマルチーズもトイプードルも体臭がほとんど無いことを考えると当然といえるでしょう。
マルプーのかかりやすい病気
ミックス犬は、マルチーズやトイプードルなどの純血種よりも遺伝疾患が発症する可能性が低いと言われています。
しかし、両親犬に共通する遺伝疾患にかかる可能性もあります。
以下は両親犬(マルチーズやトイプードル)に起こりうる遺伝疾患の中で、特にかかりやすいと言われている病気です。
- 膝蓋骨脱臼(膝関節の皿脱臼)
- 進行性網膜萎縮症
- 門脈体静脈シャント
- レッグ・ペルテス病
- てんかん
- ホワイトシェーカー症候群
マルプーの抜け毛の量
抜け毛は非常に少ない
マルプーの親犬であるマルチーズ、トイプードルは、どちらも毛がとても抜けにくい犬種です。(特にトイプードルは抜けにくい)
毛玉にならない程度にブラッシングをすればよい程度です。
基本的にマルプーで抜け毛に悩まされることはないでしょう。
お手入れについて(トリミング・カット、ブラッシング、シャンプーなど)
- カット:1~2カ月に1回
- シャンプー:月に1~2回
- ブラッシング:毎日こまめに行うことが理想
- トリミング料金:マルチーズ、トイプードルの「どちらに被毛タイプが似ているか」で変わる
親犬であるマルチーズもトイプードルもともにシングルコートで毛が生え代わらないので、そのままにしておくと毛が伸び放題になってしまいます。
ですので、定期的なカット(1~2カ月に1回ほど)が必要です。
抜け毛はほとんどないので、毛玉のできない程度にブラッシング(毎日が理想的)をするぐらいで、被毛のお手入れは楽ちんです。
シャンプーは、トイプードル・マルチーズと同じくらいの頻度(月に1~2回ほど)で問題ありません。
トリミング料金は、「マルチーズとトイプードルのどちらの被毛タイプに似ているか」で変わってきます。
つまり、被毛のタイプがマルチーズ寄り(直毛寄り)ならマルチーズ料金、トイプードル寄り(巻き毛寄り)ならトイプードル料金となってきます。
また、マルプーは涙やけが出ている子もいるので、目の中に毛が入らないように気を付けてあげましょう。
また、耳は垂れ耳なので、風通しの悪さから外耳炎にならないように注意してください。
マルプーの可愛い動画
最後に、マルプーちゃん可愛い動画をご覧ください!
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